2010年08月22日

グランプリに七名

8月22日タイムス伝統芸能グランプリを終えた。

合格者7名厳しい審査であった。

グランプリに七名

山 内 秀 吉 評

 難曲「長じゃんな節」、「仲節」に挑戦するだけあって暗譜力には感心するが、弾き通すのに精一杯という方が目立った。節廻し、拍子、音程は古典音楽の基礎であり、曲想は演奏手法でも表現しなければならない
 昔節では音符の大弾小弾の区別、打音打抜音の区別が非常に大事である。小弾においては表間絃「老」後の裏間「四」、絃「尺」後の「工」は小弾という法則性があるので各自確かめて欲しい。何名かは感動を与える歌声もあったが、打音奏法が弦からの指の離れが早く打抜音奏法になっている方が目立った。三線の弾き方は歌にも影響するのでもっとこだわりをもって欲しい。
 「下出述懐節」では情感を出し演唱しているのに次第下げ「中…上…四」での経過音「上」を「中ー上ー四」と段歌いし、違和感があるのでもっと研究しさらなるステップに繋げて下さい。


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Posted by ライブ空間「てんてん」(2) at 12:57│Comments(0)琉球芸能関係
 
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